過去最高の運用益【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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2023年度の運用収益は45兆4153億円

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が5日発表した年度概況書によると、2023年度の運用収益は45兆4153億円で過去最高となったそうで、プラス運用は4年連続、全体の運用資産額は246兆円に膨らんだそうだ。
普段から株式投資を行う個人投資家にとってGPIFは下落局面で株価を支えてくれる重要な存在というイメージが強いが、日経平均が過去最高値ということをTVのニュース番組で聞く程度の方にとっては、年金資産を株という博打に投じて急落したときにどう責任を取るのか、という言葉はチラホラと聞くことだ。

財源が不足する将来に向けてそれを補う

運用方向に関して細かなことは知らないが、株式運用には日経平均先物などを利用すれば、指数が下落もしくは膠着状態でも一定の利益を確保することは可能。
普段は年金の財源不足のニュースを聞くが、GPIFが運用して生まれた利益は少子高齢化で財源が不足する将来に向けてそれを補う強い味方になる。
GPIFのホームページを見ると丁寧に説明しているが、GPIFの存在すら知らない国民が存在するのは事実。難しいけどそれを理解して、株式運用の重要性を理解しなければならない。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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