イメージだけで国のトップを選ぶのか?【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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テレビ討論の結果は関係ない

米国では大統領選候補者のテレビ討論、国内では自民党と立憲民主党の代表選に絡んで候補者がニュース番組に出て政策をアピールひていた。
大統領選の討論では「ハイチ移民が(白人住民の)隣人の飼っているペットの犬や猫を殺して食べている」とトランプ元大統領が主張しているの聞いて「無茶苦茶な発言で、これでトランプ氏に投票するのか?」と感じたが、米国の選挙事情に詳しい評論家などのコメントと聞いていると、トランプ支持者は何を言おうとトランプ支持に変わりなく、このテレビ討論の結果に関係なく、トランプ元大統領の支持率に変化はないだろうとしていた。

イケメンで刷新感あれば問題ない?

一方、自民党総裁選では、各メディアで小泉氏が支持率トップで、ほぼ確定なんて書いているメディアもあるが、報道番組での受け答えを聞いていると具体性はなく、大臣で重要ポストを歴任している高市氏や石破氏、河野氏などの方が政策含めて明確に受け答えしていると感じた。ある程度若くてイケメンで刷新感あれば問題ないと多くの国民が感じているなら、国民の政治への意識が低すぎると思ってしまう。米国だって過激な行動から大きな変化をもたらしてくれるとの期待があるのだろうが、日米とも純粋に政策を見て判断したいものだ。
それにしても国家のトップを直接投票できる米国はまだマシだろう。
自民党総裁イコール国のトップになるわけだが、解散総選挙でその固定概念を覆すように野党にも頑張って貰わないと国は良くならない。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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