モラルのないＳＮＳ【星野三太郎の株街往来】

全く規制をせずに放置していいのか？

オーストラリアで１６歳未満の交流サイト（ＳＮＳ）利用を禁止する法案が可決されるなど、政府によるＳＮＳへの規制の動きが増えている。
ＩＴ大手各社などは言論の自由の侵害などを理由に反発しているが、この数年は以前にも増してモラルのない投稿が増えていることから全く規制をせずに放置していいのかとも思う。

大人がまずお手本になるべき

今回のオーストラリアでの法案ではユーチューブなどは除外されているが、動画配信を含めてアクセスを増やすために過激な内容が増えていることが問題だ。卑猥な内容はもとより恐怖や不安を煽る内容も多くなっているだけに年齢を問わず犯罪にならないのなら何でもアリの風潮になっている。株式投資の話題では某有名人が日経平均が３０００円の暴落するとの書き込みが話題になっていた。昭和の時代のノストラダムスの大予言ではないが、極端過ぎる表現でアクセス数は稼げるのだろうが、それが許されるなら何でも書いていいと子供達は思ってしまうだろう。大人がまずお手本になるべきだ。

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp

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