星野三太郎の株街往来~疲弊極める配送業者

大証|企業速報 証券市場新聞

2月の株式市場の話題といえば、東芝の動向、森永製菓と森永乳業の経営統合に加えて、ヤマト運輸における荷物扱い量の抑制だろう。宅配業者で実際に配達に携わっている方の労働環境が過酷であることは、様々なメディアで伝えられているが、筆者の自宅に毎度届けてくれる配送業者の方も、深夜に近所のスーパーで休憩している姿をよく見かける。携帯電話に着信があると即、配送車を動かすので、留守から帰宅するまで近隣で待機しているのだなと感じた。最近では当日配達を行うネット通販も増えているが、利便性を高めた犠牲が配達員の方々に来ている。自動運転やドローンで無人配達なんてことも話題になったときもあるが、現実化するにはハードルが高い。過酷な労働環境が話題になると新たな人材も集まり難くなるから、今回のヤマト運輸のように大胆な決断を行う企業が増えるかも知れない。
最近では食料品を含めてあらゆるものがネット通販で購入できるが、お米とかは商品を受け取って炊き上げて見ると想像以下のヒドイ味だったケースもあるそうだ。消費者には実店舗で買えるものと、そうでないものとの使い分けも必要だろう。

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