職人気質の証券マン【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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昭和の時代の証券会社

10年以上も音信不通となっていた元証券会社の営業マンの方から突然LINEで連絡を貰った。
筆者が証券専門紙の記者駆け出しだった昭和の時代にはオンライン証券は存在せず、全ては営業マンに連絡して売買していた。大手証券から地場証券まで数多くの証券会社が存在していたが、どの証券会社もそれなりの売買手数料をとる中で、証券会社を選ぶ判断材料は有能な営業マンが存在するかに尽きてしまう。

オンライン証券にシフト

チャートの分析が長けていたり、企業の成長性を判断することに長けていたり、営業マンの特徴は様々。営業マンは安易に顧客に個別銘柄の推奨が出来なくなり、その後は多くの個人投資家が手数料が安いオンライン証券にシフトしていった。
今は年金生活をしている元営業マンの方は趣味で株式売買をしているそうだが、売買するうえでの心構えや損切りのタイミングなどを改めて教えて貰って、改めて感銘を受けた。
YouTubeなどでは株式関係の動画が氾濫しているが、分析ソフトを利用したり、アクセス数稼ぎの過激な内容だったりして参考になるかは微妙だ。株式投資に完全なる正解はないが、現代では職人的な方がいなくなったのは残念だ。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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