この数週間は取材で外出することが多かったが、その際に困ったのがスマートフォン(スマホ)のバッテリー残量だ。筆者は長年、PHSを利用していたが、PHSのサービス停止とともに端末の無料キャンペーンでスマホに乗り換えた。PHSでは一週間充電しなくても通話ができたが、スマホでは午前中から外出した場合、夕方にはバッテリー残量が厳しくなっている。今や写真撮影でも十年ほど前に購入したコンデジよりスマホのカメラ機能のほうが優れており、機能が多いゆえに利用頻度も高いからバッテリーへの負担も大きくなる。充電可能なモバイルバッテリーを持ち歩くなど対策を考えているが、いつの時代でも技術が進化しても、全てで満足できる製品は登場しないと感じた次第だ。
未だにガラケーを使用している知人が、内臓されているSIMカードの接触不良で通話ができなくなったと連絡がきた。同じ端末を15年程度使用しているみたいなので、たぶん製品寿命だろう。そこまで使い続けると端末の開発者も幸せだろう。世の中の技術進化に無理についていく必要はないと思う。
目次