星野三太郎の株街往来~戦争やテロが身近なリスクに

大証|企業速報 証券市場新聞

4月に入ってからは地政学リスクに振り回される日々だ。世界の至るところでテロが発生し、11日にはサッカー日本代表の香川真司が所属するドイツのドルトムントでイスラム過激派が関与したとみられる爆発事件が発生している。ドイツには10年以上前にミュンヘンに訪れたことがあり、フランスのパリよりも治安が良い記憶があったが、今では安全な場所など世界見渡してもない時代になった。今回は、米国と北朝鮮の交戦という、以前なら想像の域だったことが、可能性として0%でない状態になっている。日本といえば地震への不安が常に付きまとうが、戦争やテロも身近なリスクとして直視する必要になっている。
さて、3月決算企業の通期決算発表が本格化する。グローバルで活躍する企業にとっては例年以上に地政学リスクを考慮した予想になるかも知れない。トランプ大統領の通商政策を含めて企業担当者にとっては今期予想は難しいが、それを判断する投資家にとっては冷静に内容を吟味するしたいところだ。

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