大証|企業速報 証券市場新聞

3月決算発表は主要企業の発表が一巡した。その内容は個々の企業で異なるものの、総じて今期の予想についてはポジティブなものになっている。ソニーや任天堂が大幅な営業増益を打ち出しているが、その他では、インバウンド需要の一巡で前期苦戦していた小売業でも回復を見込むなど決算発表で話を聞いていても明るい話題が多い。そのようななかで懸念されているのがやはり人手不足で、取材先でも「誰か職を探している人いてない?」と聞かれたことが数回あった。筆者の周囲にも職探しをしている知人がいるももの、その仕事の適正を考えると実際には紹介できないことが多い。例えば長年経理畑の人が突然、流通関係の仕事は無理だから、働き盛りの世代減少というよりはミスマッチによる人材難のほうが深刻だと感じたりする。
加えて気がかりなのが2019年10月からの10%への消費増税。納税協会の説明会にも出掛けたが、新たに導入される軽減税率への不安が隠せない。中小の小売店は特に混乱しそうで、経理の専門家不足も先行き表面化しそうで、数年視野でみれば不安要素も多い。

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