大証|企業速報 証券市場新聞

偶発債務で交渉延長が伝えられた鴻海によるシャープ支援は、どうやら3月上旬には契約されるそうだ。大阪の電機大手では数年前に三洋電機がパナソニックに統合され、「SANYO」のブランドが消滅してしまった。三洋電機がまだ全盛期の頃は、洗剤が不要な洗濯機を開発したとのことで、滋賀にある工場まで製品発表会に取材に出掛けた。その製品は、洗剤メーカーから問題視されたりして普及することはなかったが、チャレンジ精神旺盛な製品に感動を覚えたことを今でも覚えている。
シャープについても大画面液晶テレビで亀山モデルを自宅のリビングに置くことはステータスに感じたもので、筆者が以前住んでいた三重県ではそれを製造することに誇りみたいなのを感じる人もいた。その液晶テレビも低価格化が進み、どのメーカーの製品でもさほど性能差を感じなくなってしまった。メーカーが成長を維持するには、常に消費者を驚かせるような、チャレンジ精神が必要なんだなと感じる。三洋電機と異なり今回は資本が外資系になっても社名やブランドは維持されるそうだ。チャレンジ精神を感じる製品の登場を願っている。

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