選挙戦がスタートした。個々の立候補者の政策を判断するのはこれからになるが、毎回感じることは、選挙の街頭演説の時にしか顔を直接見れない候補者もいること。当選後も熱心に地元の駅前で活動報告する議員もいるが、そういう方が改選を迎えれば、今回も応援して見ようと感じる有権者も多いと思う。それに加えて、秘書を含めたスタッフの頑張り。その昔、知り合いの社長さんに連れられて活動報告パーティーに参加したときに、出席者ひとりひとりに挨拶に回る秘書の行動に驚いたことがある。政治家ひとりでは活動に限界がある。戦国の武将もそうだったが、有能な部下が勝敗を分ける可能性もある。
それと突然の解散による野党のドタバタ劇を見て筆者が所属していた新聞社の廃刊時を思い出した。部数減で印刷代金未払いで新聞発行が出来なくなったが、そこから慌ててネットでの新規事業を模索するも時既に遅し。安易に行動しても、それが相手には急場凌ぎであることが見えてしまう。多くの人に納得してもらうには、地道に戦略を練って行動するしかない。
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