星野三太郎の株街往来~ホントの好景気

大証|企業速報 証券市場新聞

4月1日は600円近い大幅安となり新年度入り早々、波乱のスタートとなった。気のせいかも知れないが昨年あたりから先物の動きが荒くなり日経平均も短時間で下げ幅が大きくなることが多くなった。筆者自身も色々思うことはあるが昨年から始まった225先物のウィークリーオプションだって一般投資家からすれば、今では存在自体忘れている人が大半。新たなものを取り入れるよりは、既存の売買システムの根本的な見直しも必要かなと感じたりする。
波乱のキッカケとなった3月の日銀短観の悪化は個人的にはさほど驚きはなかった。この数か月、昔のお世話になった方と数年ぶりに再会することもあったりしたが、自営の人では多くが経営状態が悪化している、なんて話が多かった。昔の職場の同僚では、会社の経営悪化で無職になったが、1年経った今でも仕事が見つからない話をしていた。この数年、アベノミクスで株価は活況だったが、身近なところでは生活に苦労している方が多い。景気は一部部分の富裕層に支えられている面があるのかも知れないが、一般庶民がある程度明るい顔をしないと、ホントの好景気は訪れないだろう。マイナス金利とか色々行っているが、さてこの効果はどうなるか?

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