大阪湾岸開発の課題【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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大阪湾岸開発の課題【星野三太郎の株街往来】

大阪に住んでいても湾岸部に行くことはほとんどないが、週末はビートルズ展が開催されているとうこともあり南港のATCまで出掛けた。
 ATCはアジア太平洋トレードセンターの略称で、オフィスやアウトレットモールなどで構成される複合施設。その昔、某上場企業が本社を構えていて年に数回取材に訪れたときは閑散なイメージがあったが、明太子のテーマ―パークが開業したこともあり、子供連れの家族などで賑わっていた。
 ATCの向かいには大阪府庁の全面移転で問題となったコスモタワー、さらにその近隣には、来年、日本で初開催されるG20の候補地となっているインテックス大阪がある。コスモタワーはホテル誘致、南港に隣接する夢洲は万博とカジノ誘致を目指しているが、これらが全てうまくいけば、廃墟と思っていたこれら地域が活気ある街に生まれ変われることになる。
 しかし移動にはやはり不便を感じる。南港へは電車なら地下鉄の中央線、車なら咲州トンネルを利用するが、夢洲へはトンネルや橋で車でしか移動手段はない。地域開発には鉄道整備が必須だろう。

相場見通し

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