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「N―BOX」が初の年間首位

 2017年度の車名別新車販売で、ホンダの軽自動車「N―BOX」が前年度比16・2%増の22万3449台を販売し、初の年間首位を獲得した。ホンダ車が年間首位になるのは2002年度の「フィット」以来15年ぶりで、2位のトヨタの「プリウス」に7万台以上の差を付けているそうだ。

高価でも軽を買う理由

 軽自動車ながら「N―BOX」は上級グレードで車両本体価格が200万円を超えるから、税金面では普通乗用車と差があるものの、少し奮発して「プリウス」を買う発想にもなる。しかし「プリウス」が旧モデルから一変して奇抜なデザインになり、マニア的なユーザー以外の方は購入意欲が薄れたのではないか。あと大型ショッピングセンターなど主婦層が多い場所で「N―BOX」の展示をよく見かけるのが購入の動機に繋がっているのではと感じた。

普通乗用車の上級グレード並みの技術

 乗車してみると軽と思えぬ広さで、普通乗用車の上級グレード並みの技術が搭載されているとなると、少々高価でも新車の購入候補になる。時代の流れととともに価値観が大きく変わった。価値観の変化をつかまないと企業も競争を乗り切れない。

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