日経平均偏重の弊害【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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保有株が下がる

 トランプショックによる6月上旬からの下げ相場で、ここへきて筆者のとろにも「何故、こんなに自分の保有株が下がるのか?」という知人からの電話が数件、鳴り響いた。

日経平均の変動しか話題にならない

 日経平均については6月12日に2万3000円まで上昇して1500円程度下げ、7月第11週に2万1500円を割り込んだ程度だから、さほど下がっていない印象もあるが、新興については東証マザーズ指数で今年1月24日の1367ポイントの高値から一貫して下落し、直近で昨年9月以来の1000ポイント割れとなっており、今年は良いところが全く無い状況。普段はニュースでも日経平均の変動しか話題にならないから、指数が大暴落にならない限り気にならないが、久しぶりに自分自身の保有株の価格を見て驚いたという投資家も少なくないように思える。

新興企業と個人投資家の育成

 日銀はETF買いで日経平均を支えており、外資もナイトセッションでは225先物を欧米市場と同時並行で売買しており、それ以外の指数の関心が薄れている。日経平均偏重の弊害がでてきている。新興企業と個人投資家の育成の意味合いからも、弊害を是正できないだろうか?

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