大証|企業速報 証券市場新聞

数カ月前の安値よりは上昇したとはいえ、原油価格の低下により、米国ではハイブリッド車からガソリン車へ乗り換えるユーザーが増えているそうだ。最近では技術の進化によりガソリン車も燃費は向上しているし、車両本体価格も安い。電池など将来発生する消耗部品のコストを考慮してもハイブリッド車にこだわる必要はないと判断するユーザーが多いのだろう。
エコカーの究極は電気自動車や燃料電池車になるが、充電時間や水素ステーションの整備などを考慮すれば、これらを普及させるのは政府主導でもハードルは高い。株式市場で度々話題になるテーマも、冷静に考えれば消費者がそこまでの技術進化を望んでいるかは疑問に感じる。不自由なく暮らせるなから、既存のもので品質が安定していて安いモノを選ぶユーザーは多いだろう。
一方、人工知能やロボットも株式市場は昨年から再度話題になっているが、複数の調査機関では10~20年後に国内労働人口の50%近くの職業で、これらに代替されてしまうという調査結果を発表している。便利な世の中にすべく人間は技術を進化させるが、楽が出来るということは、生活を得る手段が減ってしまうこと。便利な世の中が人間が求める理想の世界とは限らない。

Pocket