実際の生活の満足度【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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東日本大震災当時

 NHKの朝ドラ「半分、青い。」の先月末の最終週で東日本大震災当時の内容が描かれていた。ドラマの内容の評価は様々だが、被災地から部品が調達できなくなり、開発した製品が生産できないなど当時の日本は最悪の状態だったことを思い起こした。

当時の日経平均は?

 これを観て知人や家族とは当時の株価も話題となったが、その時は日経平均が1万円を割れていた時代で、為替も1ドル90円台だった時代だった。知人の証券マンが「日経平均がここから倍になれば、業界も活気付くのに」なんてことを話していたのを覚えているが、現在の日経平均は倍増どころかバブル崩壊後の最高値を更新している。生活の満足度が指数同様に倍以上になっていないの残念。これにはAIの普及など構造的な問題があるから仕方ないが、ここまで経済が立ち直ったのだと改めて感じたところだ。

最高値を更新しても生活の質は向上しない?

 数年後に日経平均が最高値の4万円近くにまで上昇することも否定できないが、おそらく最高値を更新しても、庶民の生活がバブル当時にまで向上するのは難しいだろう。これからは見た目の数字ではなく、実際の生活の満足度を如何に向上させるかが重要になってくると思う。

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