全国均一サービスの限界【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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24時間営業をめぐる対立

 24時間営業をめぐり、セブン―イレブン・ジャパン本部と東大阪市のコンビニオーナーが対立していることが問題となった。
 24時間営業となると深夜時間帯のアルバイトの確保も難しいとことは筆者の身近なところでも良く聞く話。大阪市内でも駅前の電鉄系オーナーでは時給が1200円程度、その近隣で個人オーナーの店舗では時給が950円程度の張り紙を見たことがある。当然ながら時給が高い店舗にアルバイトは集まるので、同じブランドのコンビニでもオーナーが個人か大手企業かで、経営の安定度は大きく異なる。

オーナーが個人か大手企業で店舗運営の安定度が異なる

 コンビニを利用する一般消費者、アルバイトとして店舗で働く従業員ともに有名ブランドの店舗で24時間営業というイメージしか持っておらず、そのオーナーが個人か大手企業で店舗運営の安定度が異なるなんて細かいことは考えていない。コンビニの本部にしてみれば、契約を守れないなら、オーナーチェンジという発想を持つ可能性もあるので、24時間営業の是非以前に難しい複雑な問題がある。
 ただ言えることは少子高齢化になり全国均一サービスが無理になってきたこと。その時代にあった改革が必要だ。

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