改革必要な五輪組織【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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再び騒がしくなる東京オリンピック

 開催まで1年を切った段階でマラソンと競歩の札幌開催案が浮上し、2020年東京オリンピックの周辺が再び騒がしくなった。

一番苦労するのは準備を行う運営側

 米国での放送権料などの影響から強引に一番暑い時期の五輪開催になったそうだが、高温が問題ならば開催地の選考時点で東京ではなく、もっと気温が低い地域での開催地を選ぶべきだったと思う。競技地での運営スタッフの配置など、ラグビーワールドカップの現場を見てもかなり早い段階から入念に準備していたことを取材を通じて実感しているだけに、今回の急な競技地変更で選手は当然ながら、一番苦労するのは準備を行う運営チームだろうと思う。

都市ではなく国開催の論議も

 温暖化による世界的な異常気象の影響から、五輪のような国際大会も従来の発想で開催するのも困難になってきている。開催費用の高騰や今回のようなトラブルを見れば今後は冬季五輪に立候補する都市も少なくなるかも知れない。一都市での開催ではなく、サッカーやラグビーのワールドカップのように国としての開催で競技ごとに様々な都市での開催も必要ではないかと思う。

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