暖冬の影響は深刻【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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冬グッズが売れていない

 今冬は暖冬の影響が予想以上で、さっぽろ雪まつりでは、雪像製造に使用する雪の搬入が遅れていたり、閉鎖に追い込まれているスキー場が話題になっている。取材先のドラッグストアではカイロなどの冬グッズが売れていないとのことで、アパレルの月次売上高も各社苦戦を強いられている。
 地球温暖化の影響かも知れないが、やはり夏は暑く、冬は寒くないと景気は好調を維持できない。この数か月は増税の影響もあるだろうが、異常気象や増税による節約が状態化すれば、大手チェーンも店舗を縮小して、消費意欲の強い海外にシフトする動きを強めるだろう。

現在の状況が単なる一時的なものと思えない

 アパレルといえば、週末にショッピングモールで買い物をしていると、ご老人にユニクロの場所を尋ねられた。話を聞くと近所の店舗が閉店となり、おおよそ1時間をかけて自転車でここまで来たとのこと。店まで案内をしたが、無事に帰宅できたかなと心配になった。調べてみるとユニクロも国内店舗は縮小させて、海外にシフトしているようだ。異常気象に加えて少子化による人口減少など様々な要因が影響してくる。現在の状況が単なる一時的なものと思えない。

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