欠如する首相のリーダーシップ【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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行動範囲が都市部から郊外に移動しただけ

 「緊急事態宣言」が発動されてから数週間が経過した。発動当初は、混雑していた通勤電車も今では7~8時台でも座って通勤が可能だし、平日日中の大阪市内は日曜日と勘違いするほど人が少なくなっている。半面、筆者が居住する住宅街では、近隣のスーパーマーケットは平日でも土日のように買い物客が多くなるときがあるので、人の行動範囲が都市部から郊外に移動しただけという印象を受ける。

感染リスクを承知で働かなければいけない

 多くの方が書いているように収入減に対する手厚い支援を行うと同時に自粛を要請すべきだっただろう。筆者の知人も大手外食チェーンの大阪市内の店舗が閉鎖となった後に、郊外の食品スーパーのアルバイトで働き始めた。生きていくには毎月の収入が必要だ。国会の審議に出席しなくても多額の報酬を貰える議員さんと違って感染リスクを承知で働かなければいけない人が多い。

水道基本料金8割減額の行動力

 水道基本料金を4カ月間、8割減額すると発表した堺市のように地方自治体の長の方が住民に寄り添った対策を行っている。しかし、いくら行動力があっても自治体レベルでは限界がある。国の長である首相にはリーダーシップを発揮してほしい。

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