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国会内は3密
緊急事態宣言が延長されたものの、ゴールデンウィークが明けて休業していた一部のカフェが営業再開していたり、通勤で移動するサラリーマンも増えたりして、幾分かは人の動きがでてきた感じだ。政府は外出自粛と3密(密閉、密集、密接)を避けるように引き続き要請しているが、国会内での会議を見ると狭い部屋に多くの議員が密集しているから、これでは国民への理解が得にくいと思うのは筆者だけではないだろう。
感染拡大は天災というよりは人災
後手後手に回る支援策も同様に国民への理解が得にくいのではないか。そのひとつが中小企業や個人事業主への持続化給付金。給付申請が当初はネット限定ということもあり、ゴールデンウィーク中はPCが操作できない知り合いの商店経営者数人から相談を受けた。休業中でも光熱費や家賃などの経費発生するから、1日でも早く給付を受けたい経営者が大半だが、窓口での申請会場が決まっておらず、路頭に迷う経営者が少なくない。このような対応を見ても政治家や官僚で庶民の気持ちを理解する人は少ないと感じる。今回の感染拡大は天災というよりは人災といえるだろう。
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