テレワークの限界【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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ビジネスマンが戻り始める

 緊急事態宣言の全面解除を受けて、ようやく大阪市内にもビジネスマンが戻り始めてきた。この数カ月は取材先の大手企業も出社を自粛しており、正面玄関を閉めている企業も少なからず存在したが、親しい企業担当者からは「通常勤務に戻したので取材にこないか?」との連絡も頂いた。

通勤時間を割いても

 ニュース番組やワイドショーでは、経済活動が再開してもテレワークは定着するとの見方が多いが、実際には「子供が邪魔して仕事に集中できない」とか「電気代が上がった」、「書斎がないので、キッチンの椅子で仕事をしていたら腰を痛めた」とか様々な問題を指摘する社員が多いそうだ。電気代とか自宅で発生する仕事のコストは何らかの形で会社側が負担すればいいだろうが、結局のところは職場と住居を分けたほうが、多少、通勤時間を割いても業務効率が上がるという結論になるのだろうか。

採用面接をオンラインで

 自粛期間中は、採用面接をオンラインで行っていた企業も存在した。内定通知後、自粛期間が明けて初出社日に直接会って見ると、イメージがかなり変わったと語る採用担当者もいた。コロナ後の新しい経済活動も行き過ぎると様々な弊害がでる。




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