大証|企業速報 証券市場新聞

2カ月半で6000円超の上げ幅

3月下旬に1万6300円台を付けていた日経平均はおそよ2カ月半で6000円超の上げ幅を付けて暴落前の水準に戻した。直近ではようやく今21年3月期の業績予想を発表する企業がでてきたが、その内容は大幅減収減益の予想が多く、業績面で評価するなら、2万円をあっさり抜ける上昇はあり得ないと考える投資家が多かっただろう。

政府による積極的な緩和策

某著名海外投資家が数年先に「日本は経済が崩壊に向かう」とのコメントを流していたが、そのように考える大口の海外投資家が売りの建玉を増やしていたが、政府による積極的な緩和策でマーケットに資金が流入した結果、これら売り建て玉が買い戻しを余儀なくされ、上昇に拍車をかけたのかも知れない。

今のうちに生きる術を確保

対策は後手後手に回っているが、全国民への10万円給付、個人事業主や企業を対象とした持続化給付金など手段を選ばない対策で何とか経済の底割れを防いでいる状況だ。現状の緩和マネーが尽きると何れ現実を直視する場面が来る。その時、経済がやはり悲観的なものだと株価は元の安値に戻る可能性がある。過度に楽観視せずに、今のうちに生きる術を確保しておきたい。

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