再度問われる感染阻止と経済活動の両立【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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営業を再開

 緊急事態宣言以後、長らく休業していた本町橋近くの饂飩屋がようやく営業を再開した。老夫婦が経営する店は独特な味付けのカレーうどんが絶品で、週に一度は通っていたが、さすがにこのコロナ禍で営業再開は無理かなと思っていたのが本音だ。

個人経営の店は感染対策にも限界

 再開した店舗は全ての座席が透明の板で仕切られるなど徹底した感染対策が行われていた。廃業を考えていたみたようだが、相次ぐ問い合わせに、再開を決意し、感染対策に時間を要して営業再開が遅れていたようだ。資本力のある大手チェーンと違って、個人経営の店は感染対策にも限界がある。テレワークの時代は全て自宅で完結できると言ってしまえばそれまでだが、古き良き店が消えていって、そこでの交流も消えていくのは寂しい。

感染防止に強い意識を持って行動

 一日あたりの新規感染者が過去最高を更新する状況が続けば、改めて廃業を考える経営者もでてくるかもしれず、その結果、長らく続いた伝統や文化が失われてしまう。コロナは極めて厳しいが、その無理を実行して解決しないと未来はない。個々が感染防止に強い意識を持って行動するしかない。

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