オンライン授業の限界【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
目次

教育の質低下

 地域のイベントを通じて今年文学部に入学した大学生と話す機会があった。
 新型コロナウイルスの感染拡大を受けてZOOMなどを利用したオンライン授業に切り替える学校が増えており、株式市場でもシステムを手掛ける関連銘柄が急騰した。しかしその学生によれば、PCのスピーカーやイヤホンでは先生の声が聞き取り難いうえ、レポートを生徒に送信しただけで、その後は、それを踏まえたテストだけでカリキュラムが終了してしまった授業があるそうだ。教える側、学生ともにオンライン授業に不慣れで、それが悪循環から教育の質低下に繋がっているようだ。

学校が授業を受けるだけの場ではない

 そして、クラブ活動が中止されたことで、先輩や同級生との交流ができないことにも危機感を感じていた。筆者もクラブ活動を通じて先輩の就職活動やアドバイスが参考になった経験がある。学校が授業を受けるだけの場ではない。上下関係や礼儀なども学べて、それが社会人になっても生かされることが多い。
 自宅で全てが完結すれば便利がよいが、オンラインによる弊害も大きい。ワクチンや治療薬の開発でもとの生活様式に戻す努力が必要だ。

限定銘柄情報が満載!「証券市場新聞 公式メールマガジン」

購読会員限定コンテンツ

株は底値圏で大きくとるべし大伸経済の資料請求はコチラ!

GDE Error: Error retrieving file - if necessary turn off error checking (404:Not Found)
Pocket

大証|企業速報 証券市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次