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一年前はホテルの建設ラッシュ
ちょうど一年前は訪日外国人が過去最高水準を維持していて、それに伴ってホテルの建設ラッシュが続いていた。異業種からの参入も増えていて、某通販会社の出資を受けたホテルが完成したときには、完成披露会を取材したこともあった。
当時の建設ラッシュはバブル
同時期に心斎橋でユースホステルを経営する知人からは、2店舗目を建設したいからと言って銀行に融資をお願いしていたが、断られたと残念がっていたのを思い出した。半沢直樹のドラマでは西田尚美さん演じる開発投資銀行の谷川幸代が「貸すも親切、貸さぬも親切」と語っていたが、その銀行がもし融資していたら、その知人は大変なことになっていただろうと感じる。当時の建設ラッシュはバブルと思っていただけに、今になって思えばその銀行担当者は「貸さぬも親切」を実行したのだろうか。
時代の変化を読み取って行動する
某通販会社出資のホテルと知人のユースホステルともに、それらの場所は空き地になっていた。海外の感染状況を考慮すれば、インバウンドを当て込んだビジネスの復活はまだ先だろう。時代の変化を読み取って行動するのは株式投資、ビジネスともに共通している。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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