(通巻3481号)
日経平均は連騰続きで一旦、反落局面へ
ソフトバンクG、三菱自は利益確定を
4日の日経平均は5連騰になり、40900円台まで買われました。AI関連銘柄が引き続きけん引する格好になり、それに情報・通信、精密が加わり、更に、この日は自動車が挙げに貢献しました。金融は証券が買われましたが、マチマチの動きになり、非鉄金属医薬品なども反発しましたル海運も小幅ながら続伸していました。6月17日の安値からの上げ率は7.8%になりました。7月に入っては連日上値を追っています。金融、AIなど半導体、スンバウンドがけん引役となったのですが、ここへきて、物色対象の広がりがみられるようになりました。
円安によって業績の伸びが見込まれる自動車はスバルが大きく買われたほか、トヨタ、ホンダ、マツダなどの値上がりが目立ちましたが、それほど上げ幅は大きくなっていませんでしたので、当面は上値を追う可能性がありそうです。
当欄で今週の注目銘柄として紹介を続けている三菱自は上っ放れて6月高値475円に急接近し、473円台まで買われていました。円安メリットに加えて株主還元に前向き姿勢を表明したことを好感して買われたことになります。6月高値を超えるかどうかが本日の焦点になりそうです。筆者は1日に440円台で買っていましたが、本日には一旦利益確定するつもりです。
また、トクヤマですが、3000円台までありましたが、その後は伸び悩んでいますが本日の動きが鈍ければ売却するつもりです。一方、ソフトバンクGですが、連日上値を追う展開が続いていましたが、ついに、11000円を抜けて一段高となりました。伸びきった形になったことで一旦利益確定することも一策です。
日経平均は41000円迄抵抗なく上げてきたのですが、3月高値の41087円高値に大きく接近したことで戻り待ちの売りも手控えられており、先駆銘柄は一服する可能性が高く、そうした銘柄は利益確定する作戦を考えるべきでしょう。ホンダは一旦処分も。
そして新たな注目銘柄として内需の好決算銘柄を狙うのも一策とみています。新規狙いは7&i(3382)、味の素(2802)に注目しています。7&iは11日に決算発表を予定しています。恐らく根予想以上の決算になると考えられるためです。
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