潮流 岡山 憲史– category –
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日本が将来世代、真に豊かになるには?【潮流】岡山 憲史
【コスト増加してもデフレ脱却にはならない】 現在、コストの増加を価格に転嫁するコストプッシュ型のインフレ圧力が強まっているが、コストだけが増加してもデフレ脱却にはならない。設備や人に対する投資など供給サイドの競争力向上が実現すれば、企業収... -
12月は「掉尾の一振」に期待【潮流】岡山 憲史
【12月の勝率は64%】 例年12月は株式相場が強含む傾向がある。日経平均の月間騰落率を史上最高値を付けた1989年12月(3万8915円)以降の33年間(1990~2022年)で集計すると、12月の勝率は64%(21勝12敗)となり、1... -
市場の関心は半導体とグロース株【潮流】岡山 憲史
【半導体関連株の騰勢際立つ】 11月20日の日経平均は一時、3万3853円と7月3日に付けた年初来高値(3万3753円)を上回って取引時間中として33年ぶりの高値水準をつける場面があった。 米追加利上げ観測の後退を受け、海外投機筋が日本株... -
外人投資家の買いで急騰【潮流】岡山 憲史
【利下げ開始時期は前倒し】 11月14日に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったのを受けて、米長期金利が低下し、日米共にハイテク株を中心に買いが急拡大した。 米金利先物の値動きから米金融政策を予想する「フェドウォ... -
ハイテク株に資金流入【潮流】岡山 憲史
【ナスダックは約2年ぶり9日続伸】 日米の株式市場は10月末から急速に戻している。米連邦準備理事会(FRB)の利上げは終了したとの観測が強まり、10月下旬に5%台まで上昇した米長期金利は4.5%前後まで低下し、ハイテク株中心に株式市場が大... -
大規模緩和の正常化は遠い【潮流】岡山 憲史
【YCCの運用柔軟化】 日銀は31日の金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の運用柔軟化を決めた。長期金利の上限は1%を「めど」とした。 長期債を対象に利回り1%で原則、毎営業日実施する「連続指し値オペ(公... -
グロース市場復活の鍵は外国人投資家【潮流】岡山 憲史
【高値から29%も下落】 新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は10月24日に618.7ポイントまで下げ、2022年6月以来の安値となった。6月21日の高値871.35ポイントから29%も下落した。この間、日経平均は9.2%の下落に止ま... -
米金利動向に惑わされるな!【潮流】岡山 憲史
【米国金利に振り回される】 10月の株式市場は米国金利の上下に振り回されている。米債券市場で長期金利が9月4日と6日に付けた4.88%から4.55%まで金利が低下したことで、「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる大型ハイテク株中心に米株式... -
米金利天井感で株は買い転換【潮流】岡山 憲史
【安値から2000円戻す】 日経平均株価は9月15日の高値(3万3634円)から調整に入っていたが、10月4日に3万0487円で底を打ち、急速に戻している。12日には3万2494円まで上昇し、安値から2000円も戻した。 【タカ派姿勢に転... -
日本が良くなるのは政治家次第【潮流】岡山 憲史
【5カ月ぶりの安値】 日経平均は9月15日に付けた3万3634円の高値から10日4日には3万0487円の安値を付けた。営業日ベース12日間で3147円(▼9.3%)の下落となった。5カ月ぶりの安値だ。 【インフレに天井感が出ない】 相場を支...