潮流 岡山 憲史– category –
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米国債のデフォルトは回避できる【潮流】岡山 憲史
【テクニカル分析では?】 日経平均は5月23日午前に3万1352円まで上昇する場面があった。テクニカル分析では1989年12月の過去最高値(3万8915円)から2009年3月のバブル後最安値(7054円)までの下げ幅に対する76.4%戻し... -
資金流入は7月頃まで続く【潮流】岡山 憲史
【TOPIXが33年ぶりの高値を更新】 東証株価指数(TOPIX)が33年ぶりの高値を更新した。 日経平均は2021年9月以来、約1年8カ月ぶりに節目の3万円を超えた。18日には3万667円を付け、2021年9月に付けた高値(3万670円... -
米利上げ打ち止め感広がる【潮流】岡山 憲史
【CPIは10か月連続で伸びが縮小】 米連邦準備理事会(FRB)の金融政策を占う上で重要な4月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が4.9%と市場予想(5.0%)を下回り、10か月連続で伸びが縮小した。ほぼ市場の想定通りの結果... -
円安・株高に弾み付く【潮流】岡山 憲史
【日銀は大規模を金融緩和の維持】 日銀は4月28日の金融政策決定会合で現行の大規模な金融緩和の維持を決めた。 市場金利全体を操作する「イールドカーブ・コントロール(YCC)」も続ける。この発表を受けて「円売り・225先物買い」のプログラム... -
PBR1倍割れ銘柄は投資チャンス【潮流】岡山 憲史
【東証の狙いは成功している】 過熱感が強まってきた日米の株式市場であるが、PBRの1倍割れ銘柄の買いは暫く続きそうだ。 東証は1月下旬に、プライムやスタンダード上場企業に対して継続的にPBRが1倍を割れている会社には必要に応じて改善に向け... -
バフェット氏が強気!【潮流】岡山 憲史
【植田和男日銀総裁初の記者会見】 植田和男日銀総裁は4月10日、初の記者会見で現在の大規模緩和を支える長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)を「継続するのが適当」と述べた。YCCに関し、「経済にとって最も適切なイールドカーブ... -
リセッションは杞憂に終わる【潮流】岡山 憲史
【米国のリセッションリスク】 米国のリセッションリスクが高まったと再び先行き懸念を指摘し始めている。2月の雇用動態調査(JOLTS)では求人件数が約993万件と2カ月連続で減り、市場予想に届かなかった。1000万件を下回るのは21年5月以... -
金融不安過ぎ去る【潮流】岡山 憲史
【2012年以降で最大の外人売り】 外国人投資家は3月第3週(13~17日)に日本株を現物・先物合計で2兆3730億円売り越した。記録をさかのぼれる2012年以降で最大となる。 欧米の金融不安でリスク回避姿勢が強まり、買い込んでいたバリュ... -
金融危機は起こらない【潮流】岡山 憲史
【政策金利見通しは昨年12月の予想を維持】 米連邦準備理事会(FRB)は22日まで開いたFOMCで0.25%の利上げを決め、政策金利を4.75~5.00%とした。四半期に一度公表する政策金利見通しでは、2023年末時点で5.1%(中央値)... -
SVB破綻で利上げ急ブレーキ【潮流】岡山 憲史
【リーマン・ショック後で初の銀行破綻】 3月10日に米シリコンバレー銀行(SVB)が経営破綻し、12日には米銀シグネチャー・バンクが破綻した。2008年のリーマン・ショック後、初の銀行破綻となったSVBは資産規模が2090億ドル(28兆円...