暴落スタートでは何を物色?【高野恭壽の株式情報これでどゃ!!】

高野恭壽|高さん 証券市場新聞

(通巻3578号)

ゼネコンや銀行株など内需系

 日経平均は先週末、米国株式が大きく反落した中で、メガバンクなど銀行株が好決算発表したことや一部の半導体系、自動車株の一角が買われて一時は39100円台まで急回復しました。その後は週末ということもあって、利益確定や手じまい売りが強まり、次第に上げ幅は縮小する展開になり、結局は107円高の38642円で終えました。

半導体は低迷から抜けだせず

 メガバンクのみずほ銀、はじめ地銀のふくおか銀の上昇が突出しました。三井住友も増額修正したのですが、小幅高に留まりました。自動車は円安が続いていることもあって、ホンダなどが挙げたほか、日産も出来高を膨らませて上伸しました。半導体系ではスクリーンが1万円の大台を大幅に割り込んでいたため値頃感から反発をみせたほか、ディスコなども反発していました。しかし、半導体系の多くは調整局面から抜け出せず低迷状態のままでした。反落が目立ったのは決算見通しが厳しい銘柄のほか、急騰が続いていた電線株が一服し値を消していました。

米国利下げペースが後退

 週明けの相場は大きく反落する可能性が高くなりました。米国株式が先週末に連続安となる300ドル余り下落し、ナスダックも半導体系中心に下落が大きくなっていました。12月のFOMC(連邦公開市場委員会)でFRBは当初、0.25%の利下げが見込まれていたのですが、堅調な経済指標が相次いだことやトランプ氏の政策によってインフレ再燃懸念が強まったために12月の利下げが後退する懸念が強まり、半導体系などに売りものが重なり、大きく下落したのでした。

スズキは?

その影響を日本の半導体系銘柄が受けることになりますので、日経平均は38500円を割り込み、38300円辺りまで反落する見通しです。そうした中では内需系銘柄やメガバンクなどへ資金シフトが進むことになりそうです。内需系では大手ゼネコンが大成建(1801)などが反発するものとみています。スズキですが、先週末には1600円台を回復したのですが、引けではそれを維持できませんでした。しかし、一貫した反落もピリオドを打ったと思われますので、今週は反発するとみています。

高野恭壽|高さん 証券市場新聞

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