ナスダック最高値受け大幅続伸
15日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は279円高です。前日の米株市場はまちまちながら、長期金利低下を受けナスダック指数とS&P500種指数が最高値を更新した流れを引継ぎ、買いが優勢でした。FOMCを前に引き続き様子見気分の強い展開で、東証1部の売買代金は概算で2兆3725億円に位とどまり、伸び悩む場面もありましたが、後場は強含みで推移しています。
半導体買い集めトヨタ初の1万円
FOMCの結果とパウエルFRB議長の会見を確認したいとの思惑はあるものの、インフレ懸念は後退しており、イベント通過後の株高を期待した買いが入ったようです。米ハイテク株高を受け半導体関連が買いを集めたほか薬品も高く、110円前半へ円安が進んだことでトヨタが初の1万円大台乗せとなりました。一方で空運など景気敏感株には利益確定売りに押される銘柄が目立ちましたが、日経平均は上値のフシと見られていた75日線を突破しています。
半導体買いの一方スマレジを利食う
推奨銘柄はレーザーテック<6920>やアドテスト<6857>など半導体関連を中心におおむね堅調で、シキノハイ<6614>やHOYA<7741>、オキサイド<6521>に追撃買いを入れる一方、スマレジ<4431>の利益を確定、日立造<7004>は損失を確定しました。引き続き個別に値動きを見極めながら銘柄を絞り込んで噴き値のタイミングを狙いたいと考えです。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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