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朝高のあと下げ大幅に6日続落
週明け4日の東京市場は大幅に6日続落しました。日経平均は326円安です。前週末の急落の反動と米メルクが開発中の新型コロナウイルス治療薬への期待感から米国株式が上昇した流れを引継ぎ買いが先行しました。ただ、朝方に270円超に上昇したあとは買いが続かず、先物売りを交えて下げに転じ、後場に入ると430円近くに下げ幅を広げています。
不安定な相場展開続く
中国恒大集団と傘下企業の株取引が一時停止され、ハンセン指数が急落したことが重しになりました。これ以外にも中国の電力不足や米債務上限問題の行方も引き続き警戒されるなど外部環境が不透明で、国内も経済活動再開による景況感改善や岸田新内閣への政策期待はあるものの、組閣人事を失望する向きもあり、当面は不安定な相場展開が続きそうです。
ダイセキの買い直しにとどめる
きょうは朝高のあと売り直される場味の悪さから手が出せず、最高値圏で強い動きを見せているダイセキ<9793>の買い直しにとどめました。もっとも、日経平均は6日間で1800円を超える下げとなっており、短期的な突っ込み警戒感が強く意識されます。自律反発のタイミングが近いと見ており、慎重ながら海運や半導体など直近高値銘柄の切り返しを狙う方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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