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上昇基調継続も上値重く
前週の東京市場は休日を挟んだ4日立ち合いで、FOMCやOPECプラス、米雇用統計など重要スケジュールを控え、様子見に膠着感の強い展開になると見ていましたが、予想外の上昇になりました。衆院選で自民が単独過半数を確保したことをポジティブ視、週初に急騰したあとも連日で最高値を更新する米国株を追い風に堅調に推移し、日経平均は週間で700円超上昇しています。FOMCの結果で米国の早期利上げ懸念は後退、岸田政権による経済対策への期待も支えになり、週明けも上昇基調が続くでしょう。ただ、米国株は高値警戒感から利益確定売りが出やすく、日経平均も3万円に接近する場面では上値が重くなりそうです。
出尽し感から大幅安も
物色は引き続きピークを迎えた決算発表を手掛かりにした個別対応ということになりますが、内容が良くてもコンセンサスに届かなかったり当面の出尽し感から大幅安に売られるケースも目立ちました。主要企業の決算はおおむね好調ながら、あくまで決算内容と株価の反応を見極めてから丹念に下値を拾うスタンスで臨みたい考えです。
三井松島は切り返し待つ
推奨銘柄について週末は日本製鉄<5401>が利益確定売りに反落、フルヤ金<7826>も上げ一服となりましたが、レーザーテック<6920>やHOYA<7741>、東エレデバ<2760>は堅調に推移しており、ダイセキ<9793>とスマレジ<4431>に追撃買いを入れました。また、場中に22年3月期通期予想の上方修正と増配を発表した三井松島HD<1518>は当面の出尽し感から急落しましたが、PER、PBR、配当利回りからも割安で、下げ止まりから切り返しのタイミングを待ちたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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