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4日続伸も方向感に乏しい
16日午前の東京市場は4日続伸となりました。ただし、薄商いで方向感に乏しく、日経平均は64円高にとどまっています。前日の米国株が上昇一服となったことを受け、小安く寄り付いた後は米中首脳会談が無難に通過しそうなことから先物に買いが入り、一時180円あまり上昇する場面がありました。もっとも、決算発表が一巡し手掛かり材料に欠けるなか買いは続かず、前引けにかけ上げ幅を縮めています。
マクニカ富士と安川電を利益確定
ただ、東証1部の騰落銘柄数は値上がりが1220と値下げりを大きく上回るなど個別には動きが出ており、推奨銘柄ではレーザーテック<6920>が朝安の後切り返し連日で最高値更新、JMDC<4483>も新値を取っており、オキサイド<6521>も堅調でした。前場はマクニカ富士<3132>と安川電<6506>を利益確定して東エレデバ<2760>の損失を相殺、MSOL<7033>に追撃買いを入れています。今晩に米小売売上高の発表を控え、インフレを警戒しながらの対応となりますが、後場もチェックした好決算銘柄へ買いのタイミングを計る方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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