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利益確定売りに大幅反落
29日午前の東京市場は大幅反落、日経平均は259円安です。前日の米株市場でダウが上昇した一方、ナスダックが安く、半導体関連を中心に利益確定売りが優勢になりました。朝安のあとは一旦下げ渋り小幅に上げに転じる場面がありましたが、買いは続かず先物主導で下げ幅を広げ、一時340円近くに下落しています。上海、香港の中国株安も重しとして意識され、年末を控えたポジション調整の売りが上値を抑えました。
推奨銘柄は軟調も上昇基調維持
実質新年相場入りとなるきょうは節税対策売り一巡で、堅調な展開を期待していましたが、逆に利益確定売りに押される冴えない動きとなりました。推奨銘柄もレーザーテック<6920>、芝浦メカ<6590>や湖北工<6524>も反落するなど軟調です。ただ、いずれも上昇基調を維持しており、前場は売り買いとも手控え様子を見ました。基本的に年内に手持ちの利益を確定する方針ですが、今年の年末年始の休日は短く、越年も視野に利食いのタイミングを待ちたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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