２万７０００円はキープ【正直じいさんの株で大判小判】

リスク回避加速し６１６円

連休明け１４日の東京市場は急反落しました。日経平均は６１６円安です。１月米消費者物価指数の上振れで米１０年国債利回りが一時２％超え、ウクライナを巡る地政学リスクの高まりも嫌気され、米株市場が大幅に下落した流れを引き継ぎ、リスク回避の動きが加速しました。後場は日銀ＥＴＦ買い観測に下げ渋りましたが、戻り売り圧力は強く、前場終値よりも小高い水準で膠着しています。

二番底確認するまで慎重対処

日経平均は先週末に回復した２５日移動平均線を再び大きく下放れ、一段安が警戒される状況ですが、フシ目の２万７０００円台はキープして引けました。ただ、１６日に公表される１月開催のＦＯＭＣ議事録がかく乱要因で、米金利動向への警戒感からグロース株売りの流れが続いています。あすも米国株次第であり、当面は１月安値に対する二番底を確認するまでは慎重に対処したい考えです。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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