5日、25日線水準守れるか【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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大幅反落も2万7000円キープ

20日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は250円安です。欧米は高インフレ状態が続き、長期金利上昇を受け米国株が上昇一服となったことで、主力株を中心に当面の利益を確定する売りが優勢でした。安寄りの後もじり安歩調で、一時380円超に下げ幅を広げています。ただ、後場中ごろ海外報道で中国が新型コロナの入国規制緩和すると伝わると下げ渋り、2万7000円台をキープして引けました。

再びインフレへの警戒感強まる

プライム市場の値下がり銘柄数は1250と7割近くを占めましたが、空運や鉄道、外食などインバウンド関連を中心に持ち直し、前引け段階よりも減りました。もっとも、英国に続きカナダのCPIも予想を上回るなど欧米では再びインフレへの警戒感が強まっており、外部環境に振らされる状況を強いられそうです。日経平均はきょう下値支持機能を果たした5日線や25日線水準を維持できなければ、売り圧力が強まる可能性もあるでしょう。

M&A総研、ステムセル研などに追撃買い

推奨銘柄もほとんどが上げ一服ながら、後場は下げ渋る銘柄が増えました。米国に続き月末からは国内でも2Q決算発表が始まります。主力銘柄には手を出しづらく、短期スタンスで中小型株に値幅狙いのチャンスを探っており、きょうはM&A総研<9552>、ステムセル研<7096>、カプコン<9697>に追撃買い、FIXER<5129>に打診買いを入れました。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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