動きづらいスケジュール【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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先週末の米株大幅高で反発

昨日の東京市場は先週末の米株が大幅高したことで反発しました。先週金曜日の東京株式は、NYの引け後に発表されたメタ・プラットフォームの失望決算で、時間外取引で急落していたことを悪材料視して続落した訳で、また、同時に発表されたアップルは終値を挟んで小動きだったので、この流れならば金曜日のNY市場はナスダック中心に下落すると誰もが考えたことでしょう。

インテルの急騰が市場救う

ところが28日のNY市場は時間外取引で動きのなかったアップル株が9%超の急騰。また、時間外で15%急落していたメタ・プラットフォームは1.2%上昇と不思議な動きになりました。半導体大手のインテルが10%超の急騰が市場を救った格好です。

一目均衡表の雲抜けるか

さて、日経平均は10月5日安値からの戻り高値を若干更新しました。200日線を回復し、2万7560円に位置する75日線も終値で抜いてきました。一目均衡表は本日雲の捻じれ現象が起こります。あと3日間は雲が薄い位置となりますので、ここで雲の上に抜け出せるのかどうかとなります。

12月の引き締め緩和を先取り

今週は2日の早朝に連邦公開市場委員会(FOMC)の結果とパウエル議長の記者会見が予定されています。今の市場は、11月の利上げ幅は0.75%で12月が0.5%に引き締め緩和されるというのがコンセンサスです。12月の引き締め緩和を先取りして株価が買われているのが現在地ということになります。

FOMC後のNY市場の反応は…

そしてその結果が発表された3日は日本は文化の日の祝日となります。となると、2日(水)の東京市場は一旦イベント前にポジション調整の売りが出やすいと考えられますが、FOMC後のNY市場がどんな反応になるのか、興味深いところですね。週末には米10月雇用統計が発表されます。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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