メルカリに注目【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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賃金インフレ鈍化を好感

週開け10日の東京株式市場は3日続伸で2万6000円台を回復してきました。先週末に発表された米12月雇用統計は非農業部門の雇用者数は市場予想の20万人を上回る22.3万人となり、失業率も市場予想の3.7%を下回る3.5%で着地したことで、米国労働市場が引き続き人手不足が続いていることを確認しましたが、一方で平均時給が市場予想の5.0%を下回る4.6%だったことで、賃金インフレが鈍化したことを株式市場は好感しました。

利上げスピード弱まることを期待

また、同日発表された12月のISM比製造業景況感指数が市場予想の55.0に対し、結果は49.6と大幅に下回ったことや約2年半ぶりに好不況の分かれ目となる50を下回ったため、米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げスピードが弱まることへの期待が高まりました。

テック株浮上の可能性

米10年債利回りは12月30日の3.908%から3.537%に低下し、ナスダックが続伸したことが好感された格好です。ナスダック指数は不完全ではありますが、先週6日の日足ローソク足は下髭を含めれば前日5日の陰線を陽線で包んだ形です。短期的な調整完了サインとするならば、ここよりテック株が浮上する可能性があります。

マザーズ下値ボックス抜け出す動き

マザーズ指数は現在下値ボックス圏を抜け出しそうな動きであり、本日はグロース系銘柄からメルカリ<4385>に注目したいと思います。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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