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円安を追い風に４週続伸
前週の東京市場は４週続伸しました。日経平均は前週末比３０１円高で２万９０００円台に乗せています。大型連休の谷間で立ち合いが２日しかなく、休場中に米国で重要スケジュールが多いことから様子見に小動きにとどまると見られていましたが、好需給のもと円安を追い風に上値を追いました。週明け１日は米国株高を受け買い戻しを巻き込んで２６６円高と大幅に上昇、２日は米国株が安く５連休を控えてさすがに様子見ムードが強まりましたが、下げに転じた場面では買いが入り、続伸して引けています。米地銀ファースト・リパブリック経営破綻というネガティブ材料に振らされることなく強い動きでした。
決算発表ピーク迎え個別物色盛り上る
連休明けはＦＯＭＣや米雇用統計、ＥＣＢ理事会など重要イベントの結果を一気に消化することになりますが、日経平均は過去１年以上続いてきたボックス相場をブレイクしており、外部環境が多少不安定でも押し目では買いが入りやすく下値は堅いでしょう。３月期決算発表ピークを迎え、個別物色が盛り上がり、米国株が強ければリスクオンの流れが加速しそうです。引続き決算内容と株価の反応を確認して候補銘柄をピックアップ、買い場を探る方針です。
花咲 翁
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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