下値固め出直る中小型株を狙う【正直じいさんの株で大判小判】

続伸も後場上げ幅縮める

３０日の東京市場は３日続伸しました。日経平均は１０６円円高です。雇用指標の内容から労働需給逼迫への警戒感が後退、長期金利低下を受けて前日の米国株市場で主要指数が大幅に上昇した流れを引き継ぎました。円安や時間外の米株価指数先物高、アジア株高が支援になり、一時３３０円超に上げ幅を広げています。ただ、週末に米雇用統計を控えていることから様子見ムードが強まり、後場は漸次上げ幅を縮めました。個別では半導体関連の上昇が目立ち、米アップルが新製品発表会を９月に実施することからサプライヤーの電子部品株にも買いが波及しています。

三菱重が連日の高値と気を吐く

推奨銘柄では三菱重<7011>が連日の高値更新と気を吐いており、マクニカＨＤ<3132>やフジオーゼ<7299>もしっかりです。きょうはＡＩメカ<6227>とテラプロ<6627>の利益を確定する一方、ラボロＡＩ<5586>やカプコン<9697>に追撃買い、ＩＧポート<3791>を買い直し、湖北工<6524>とアシックス<7936>に打診買いを入れました。米長期金利は急低下しましたが、週末の雇用統計次第では再上昇があり得ます。下値を固めて出直る中小型株を狙っていきます。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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