日銀会合と植田総裁発言への反応を確認【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
目次

大幅続落し後場一段安

21日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は452円安です。金融引き締め長期化への警戒感から、前日の米国株がハイテク株を中心に売られたことを受け、リスクオフの流れが強まりました。時間外の米株価指数先物安やアジア株が軟調に推移していることも買いを手控えさせるなか、先物主導で下げ幅を広げ前場は安値引け、後場もじり貧で一段安です。

マザース指数は一時年初来安値

FOMCについては利上げは見送られましたが、パウエルFRB議長のタカ派的な姿勢から米長期金利が上昇、国内長期金利も上昇しており、銀行など金融株に買いが広がる一方、ハイテク・グロースにはアゲンストになりました。特にマザース指数は2.7%に迫る急落で年初来安値を一時下回っており、新興グロースには安値を割り込む銘柄が少なくありません。

強い動きの日立に追撃買い

推奨銘柄では三菱重工<7011>が続落、フジオーゼ<7299>も上げ一服で、前場は売り買いとも手控え様子を見ましたが、後場は高値圏で強い動きを見せている日立<6501>に追撃買いを入れました。グロース系銘柄は下げ止まりを待つしかない状況で、あすの日銀金融政策決定会合の結果と植田総裁の発言を受けた市場の反応を確認してから対応を判断したいと思います。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄

限定銘柄情報が満載!「株式市場新聞 公式メールマガジン」

購読会員限定コンテンツ

Pocket

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次