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米長期金利上昇警戒して反落
26日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は363円安です。前日の米国株市場はダウやナスダック指数が5日ぶりに反発したものの、金融引き締め長期化観測から米長期金利が4.5%台まで上昇したことを警戒した売りが優勢になりました。売り一巡後は下げ渋る場面がありましたが、戻りは鈍く後場はジリ貧できょうの安値で引けています。主力株を中心に前日買われた半導体関連や薬品株に安い銘柄が目立ち、プライム市場の値下がり銘柄数は1280と7割を占めました。
青空相場入りのマクニカHDを買い直す
米インフレ動向に神経質な動きが続いており、前日の上昇分を上回る下げになりました。あす27日は9月権利付き最終日で、翌28日は日経平均は225円程度押し下げられます。週末にかけて配当再投資の買いが入る一方、日経平均の銘柄入れ替えに伴うリバランの売需要が発生することから、当面は米長期金利にらみの不安定な動きが続くでしょう。バリューの下値と個別に強い銘柄の一方、ハイテク・グロースのリバウンドを狙っていますが、きょうは逆行高で青空相場に突入したマクニカHD<3132>買い直しにとどめました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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