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反発も上値重い
14日午前の東京市場は反発、日経平均は19円高です。前日の米国株市場でダウが日ぶりに反落したもののナスダックは高く、主力株を中心に買いが先行しました。ただ、国内長期金利上昇が重荷で、朝高の後は戻り売りに押され値を消し一時下落に転じる場面もあり、上値の重さが意識されています。前引け段階のプライム市場の値下がり銘柄数は1000を超え、値上がりを大きく上回りました。
中小型グロースが底値から立ち上がる
決算発表を手掛かりにした個別株物は活発で、内容で明暗を分けていますが、きょうは売り込まれてきた中小型グロース株が好決算や自社株買いなどを手掛かりに底値圏から立ち上がるケースが目立ちました。ただ、15日発表の米4月消費者物価指数(CPI)を受けた米長期金利や為替を含めた市場の反応を確認してから動きたい考えで、前場は日立<6501>への追撃買いにとどめています。引き続き好決算銘柄をチェックして買場を待ちたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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