8日の東京市場(大引け)=反発、日経平均は前日比96円82銭高

東証|企業速報 証券市場新聞

8日大引けの東京市場は反発、日経平均は前日比96円82銭高の1万9007円60銭で引けた。
朝寄りは高く始まったが、為替市場で円が強含みで推移していることを受けて、前場は先物主導でマイナス圏に沈んでいたが、後場からは上値を追う動きになった。
個別では、エスクリ、ヨコオ、セーレン、日曹達、T&Gニーズ、大陽日酸、旭硝子、ジャムコ、新電元が値上がり率上位に買われ、丸紅や日立も高い。半面、横河電、TDCソフト、HUG、能美防災、三井造、クラレ、丸一鋼管、ダイトロンは値下がり率上位に売られている。
日米首脳会談を控えて引き続き様子見気分が強いが、為替が112円台を維持していることもあり後場からは1万9000円を回復する動きになった。先物の売買に振り回される状況だが、週末のSQは警戒視されていない。ジャスダック指数やマザーズ指数も高値圏を維持しており、日米首脳会談で前向きな話題が出れば上値を追う動きが期待できる。

 

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