9日大引けの東京市場は反落、日経平均は前日比99円93銭安の1万8907円67銭で引けた。
朝寄り後は118円安まで売られたが、為替市場で円が1ドル112円台まで円安方向になると下げ幅を縮小。その後、大引けに向け再度下げ幅を広げた。
個別では、カネカ、オーバル、広済堂、テアトル、ブラザー、秀英、日立、荏原、加藤製作、錢高組が値下がり率上位に売られ、日立や富士通、東芝も安い。半面、エムアップ、三井海洋、オルトプラス、サイバネット、ワコム、テイカ、KYB、は値上がり率上位に買われている。
引き続き手掛かり材料難から輸出系を中心に売りに押される展開。日米首脳会談とその後の為替動向を見極めたい動きとなっている。
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9日の東京市場(大引け)=反落、日経平均は前日比99円93銭安
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