TOPIX主導型に転換か?【転ばぬ先のテクニカル】

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ソフトバンクGの動きに振り回される

12日の東京株式市場はTOPIX主導の相場展開でした。
11日の大引け後にソフトバンクグループ<9984>が26年3月期の第2四半期累計(4~9月)決算を発表、純利益で前年同期比2.9倍の2兆9240億円という好決算を発表したことで、一部のネット証券が開いている私設取引所では同社株価が一時7.6%高まで買われていました。これを受けて、日経平均先物は時間外取引で5万1180円と現物市場の終値比338円高までありました。ところが今朝の東京市場の寄り付きではソフトバンクグループの株価が売り気配スタートとなり、前日比2280円安の2万415円まで売られる場面があり、日経平均は急速に伸び悩む結果となっています。

エヌビディア一強に疑問

これは2兆9240億円の大半においてOpenAIの評価額が上昇したことに起因しているようで、先行き見通しに不安な投資家の利食い売りが出たものと思われます。また、ソフトバンクグループは米AI半導体の雄であるエヌビディア株を全株売却したことを公表。投資会社ですから、利食い売りをしても文句はありませんが、エヌビディア一強という今のマーケットに疑問を呈する投資行動が周辺半導体関連銘柄にも普及しており、チャート形状が怪しい銘柄が増えてきました。
また、エヌビディア株自体も陰線を連発する動きとなっており、注意が必要な形となっています。

エヌビディアの日足

通常のポートフォリオへ転換か?

さて、本日はTOPIXが史上最高値を更新してきました。日経平均はソフトバンクグループ、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>次第の歪な指数であり、投資家はAI関連集中投資のリスクを意識し、それ以外の銘柄へと通常のポートフォリオへ転換しつつあるように思います。今後は割安な銀行株や損保株など高配当銘柄への物色が活発になるのではないかと考えます。九州フィナンシャルグループ<7180>、オリックス<8591>、MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>、ソニーフィナンシャルグループ<8729>などに注目しています。

日々勇太朗

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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