米連邦最高裁判決、9日にも【転ばぬ先のテクニカル】

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NY政策懸念広がり東京市場は続落

本日の東京株式市場は続落しました。7日のNY市場はトランプ大統領が新たに打ち出した住宅、防衛企業関連の政策に懸念が広がりました。

機関投資家による一戸建て住宅購入禁止

トランプ大統領は、住宅の値ごろ感を改善する取り組みの一環として、機関投資家による一戸建て住宅の購入禁止に向けて取り組む方針を示しました。取り組みの具体的な内容には触れなかったのですが、議会に対して法制化を求める考えを示しました。中間選挙対策の色合いがあるのでしょう。

防衛企業には生産投資増の一方配当支出など抑制

また、トランプ大統領は防衛関連企業に対し、インフラや兵器生産への投資を増やす一方、自社株買いと配当への支出を抑制するよう求める大統領令に署名しました。この報道を受け、ノースロップ・グラマンやロッキード・マーチンやRTX、ゼネラル・ダイナミクスなどの防衛関連株が下げました。

米経済指標改善の一方雇用は予想下回る

経済指標では12月のISM非製造業総合指数は54.4と11月の52.6から上昇し、市場予想(52.3)に反して改善しました。一方、11月のJOLTSの雇用動態調査は求人件数が714万6000件と前月から30万3000件減少。また、12月のADP全米雇用報告で民間雇用者数は4万1000人増と市場予想(4万7000人)を下回る伸びとなりました。ただし、11月は3万2000人減から2万9000人減に上方修正されました。明日発表の雇用統計で非農業部門雇用者数は6万人増、失業率は4.5%になると予想されています。

ボリンジャーバンドプラス1σ割り込む

さて、日経平均は続落で、早くも5万1320円近辺に上昇してきたボリンジャーバンドのプラス1σを割り込み始めました。大発会と翌日の上昇分の2/3を昨日、本日で消してしまいました。ただ、TOPIXは1/3押し程度であり、やはりTOPIX型の展開が続いていることが分かります。

米関税政策訴訟の判決とマーケットへの影響は?

ところで、トランプ大統領の関税政策の適法性が争われている訴訟で、米連邦最高裁が明日9日にも判決を出す可能性があるそうです。多くの国・地域に対する「相互関税」や、中国などへの「国別関税」について、トランプ氏が大統領権限を踏み越えて課したと主張し、一、二審はともに原告の訴えを認めて違法と判断。決着は最高裁にもつれ込みました。国際緊急経済権限法(IEEPA)を根拠にした関税措置の合法性が焦点ですが、もし最高裁でも違法判断が下されれば、過去の徴収された関税約20兆円が還付されることになるようです。どういった判決が下されるのか、そしてマーケットへの影響はどれほどのものか?気になるところです。

日々勇太朗

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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