ガバメントAIが本格稼働
2026年度予算では量子・AI・半導体を含む先端技術分野への投資が前年度比約4倍(約2.9兆円規模)に急拡大する。Rapidus(ラピダス)や行政・産業のあらゆる現場にAIを実装するガバメントAIの本格稼働が始まる。
予算が集中しているのは?
政府は造船再生ロードマップを本格始動させ、官民連携で日本の建造量を2035年までに倍増させる目標を掲げている。特に今、業界では「オールジャパン」体制による再編が加速しており、中韓勢に対抗するための大規模な設備投資や技術開発(自律運航、脱炭素燃料船)に予算が集中している。
宇宙産業の爆発期
また、高市政権が掲げる航空・宇宙分野は、宇宙安全保障と宇宙ビジネスの自立化を両輪とする国家戦略の柱だ。2026年は高市首相が主導した宇宙戦略基金(10年で1兆円規模)による公募案件が次々と採択され、民間企業のプロジェクトが社会実装へと動き出す宇宙産業の爆発期となる。
能動的サイバー防御
衆議院選挙での圧勝を受け、高市首相が長年提唱してきた能動的サイバー防御(アクティブ・サイバー・ディフェンス)の導入がいよいよ法制化、社会実装される本番を迎える。これは、攻撃の兆候を検知した際に相手のサーバーに侵入して無害化することを可能にするものだ。
また、コンテンツ分野は、アニメやゲームの輸出額が半導体や鉄鋼に匹敵する規模になっていることを重視しており、知的財産(IP)の保護と海外市場の開拓を強力にバックアップする新制度が本格稼働する。
次世代原発や海洋分野も
高市首相が所信表明演説でも触れたフュージョンエネルギー(核融合)は、次世代原発(SMR:小型モジュール炉)の国内建設に向けた法整備も大詰めを迎える。日本の海洋分野は、日本の広大な排他的経済水域(EEZ)を守るべきコストから富を生むアセットへと転換させる、経済安全保障の象徴的セクターだ。特に2026年は、南鳥島周辺でのレアアース泥の試験掘削や、自律型無人探査機(AUV)の社会実装に向けた動きが本格化する節目の年となる。
「防衛産業」は最重要セクター
高市首相肝いりの「防衛産業」は、17分野のなかでも最重要セクターだ。2026年は、防衛費のGDP比2%達成(約9兆円規模)に向けた予算執行が3年目に入り、研究開発段階だった装備品の量産フェーズが本格化する。
潮流銘柄は?
潮流銘柄は三菱倉庫(9301)、信越化学工業(4063)、岩谷産業(8088)。
岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール
マーケットバンクは1999年12月8日の設立から投資支援システムの開発・販売、金融情報サービス、投資売買助言、運用コンサル等を行っている。
2002年には画期的なペアトレード「ハイブリッドシステム」を開発。NHK番組「経済最前線」で紹介される。
2006年にテクニカル分析システム「マーケットルーラー」を開発。2007年にはテクニカル応用ツール「窓チャートシステム」を開発。2つの投資分析システムは全国の投資ソフト450本の中で共に人気ランキング1位となり、高い評価を得る。また、日経225先物運用システムを開発し、実践に活かしている。
代表の岡山憲史氏は1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて1万人超の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催。ゴールドマン・サックス投信、クレディスイス投信、野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、プロの運用担当者などを含む1万人超の参加者を集めて実施。コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)で、1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に増やすという高成績をあげ、文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2カ月間で1億円の資金を2億1600万円に倍増させ、6位入賞。
2002年 1月 NHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月 TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
2017年 1月 夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
2020年 1月 夕刊フジ「激闘!!株-1(カブワン)グランプリ」で優勝。
2022年 1月 夕刊フジ主催「株-1グランプリ」で優勝。
2024年 3月 夕刊フジ主催「株-1グランプリ」で優勝。
株式市場新聞、週刊ポスト、週刊現代、フライデー、月刊カレント等を執筆。
個人投資家に金融情報サービスを行っている。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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