25日大引けの東京市場は3日続伸、日経平均は前日比203円45銭高の1万9079円33銭で引けた。週明けのNY高を好感、北朝鮮で軍事的挑発行為がないことから地政学リスクの後退も支援した。
個別では伯東、ランド、昭和電工、Vコマース、安永、新日無、スミダ、ベクトル、昭光通商が値上がり率上位に買われ、東芝や三菱UFJも高い。半面、イーブック、石川製、レナウン、池上通、ぴあ、豊和工、さくらインターネットは値下がり率上位に売られた。
この日は北朝鮮の軍創建85周年だったが、核実験や弾道ミサイルの発射などが行われなかったことで、個人投資家を中心に安心感を誘ったようだ。目先的にはトランプ米大統領の減税策に関心が移りそうだが、ゴールデンウイークを控えていることもあり、ここからの上値には新たな支援材料が必要か。
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