225先物「ハチロク」の裏話~心理的にモヤモヤする相場

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

1万9700円処で自立反発も一巡か?

 

29日に日本の上空を北朝鮮のミサイルが通過し北日本には早朝にJアラートが鳴り響いた。
午前6時だったため日本市場は開いていないがCME日経平均先物は1万9045円まで下落していた。
「今日は大暴落か?」と思わせたが徐々に事態が判明すると戻り始め、日本に被害が無いことがわかると日本市場では1万9260円で寄り付き引け値は50円安の1万9380円であった。もし、日本相場が開いている時間帯に起こっていれば混乱は避けられないだろう。
北朝鮮のミサイル発射報道には投資家も慣れてきて余り重要視しなくなる傾向が強くなってきているが北朝鮮の挑発は段々エスカレートしてきており油断は禁物である。外国人投資家も6週連続で日本株を売り越しており、売り越し額は合計2兆円を越えてきた。地政学リスクの高い日本株への投資を完全に見送っているのが判る。
割安ではあるが「突発的なリスク」を勘案するとあえて今日本株に投資する必要はないと見られているようである。9月9日は北朝鮮の「建国記念日」であり今までの動きを考えると更なる挑発を行う可能性は極めて高い。
チャート的には1万9240円が目先の底値となり25週移動平均線の1万9700円処まで一気に戻したが自立反発もこのあたりで一巡すると思われる。
また、上昇過程で2つの「窓」を開けており下がり始めると窓埋めの1万9380円が意識されるところである。今週の上値は13週線の1万9850円処、下値は窓埋めの1万9380円前後と予想する。
29日にはプットオプションの1万8000円が5円が23円まで暴騰、軒並みプットは4~5倍に瞬間高となった。投資戦略とすれば今週は10月プットを週中に買いで保有し週末を迎えたい。(ハチロク)

 

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